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2011年03月06日

聴け!音楽人間!!@


さてさて「書く書く」と言いながら"カクカクサギ”になりかけ、ようやく着手した「MUSICMAN」のレビューですが・・・

まずは「現代人諸君!!“イマジン オール ザ ピープル”」

実は、レビューを書こうと思いつつなかなか書けなかったのは、この一曲目でボコッとバットで頭をなぐられたような感覚で麻痺してしまって、いい言葉がみつからないなぁと・・・(今もまだ消化しきれてない部分も?)

ということで、最初に聴いたときは、その“ボコッ”の印象だったが、二度目に聴いたときにはサウンドの良さやリフに痛くハマった。

エレクトリック・ディラン!?
イントロは、スカ風のリズムとガツンとしたギターのリフ、トーンをしぼりリバーブを深めに効かせたサイケなムードも漂うソロのフレーズ。ともすれば、音が軽いとレゲエ風になってしまう所を見事料理。
ギターのリフをバックに、「労働(ワーク)」「労苦(ローク)」と韻をふんだ、桑田佳祐の言葉遊びが始まる。
最初に「思惑(おもわく)」という言葉が浮かんだとブックには書いてあるが、「×○▲※☆Work〜」の繰り返しの仮歌を入れ、「こりゃ“Work”という言葉を使わざるを得ないな」と、メインテーマ(?)に決した“Work”とレポート用紙に書いてから、歌詞本編を書いたとWOWOWや「夜遊び」でも言っていた。
昨今の内輪もめ批判合戦ばかりで停滞した政治、中東の激動、自由経済主義(私は自分勝手経済主義と呼んでいる)による格差、身勝手な投資による物資の高騰なども相まって、強烈な社会風刺が心に突き刺さる。

時代が流れ、「漫画ドリーム」のように社会のバカげた出来事を笑えていた金満時代とは違って、シャレにならない格差拡大時代になってしまっているなとしみじみ思う。

しかし、社会・俗世間をぶった斬りながらも、「信じて奇跡(マジック)」「Go for the next stage.」「人生楽しく(ロマンティック)」と、お先真っ暗じゃなく、何かを信じて日の出を待っているという希望があるところは激薬を包んだオブラート、そして人間桑田佳祐のあたたかさだろう。

エンディングは、オノ・ヨーコさんにわざわざ許可をいただいたという「Imagine(John Lennon)」のフレーズを連呼。
怒りを忘れた現代人、怒りを溜め込んでいる現代人、怒りをぶつける場所がない現代人を励まし、怒りを向ける方向を間違えている現代人に渇を入れているのだろうか?

次回は「ベガ」。ゆるりと書いていきます。
現代人諸君!!
桑田佳祐:Vo,Cho G
斎藤誠:G
角田俊介:B
鎌田清:Dr
片山敦夫:Key
山本拓夫:Sax
角谷仁宣:Computer Programing


posted by 嘉門祐助 at 15:00| Comment(4) | TrackBack(0) | MUSICIANSHIP〜Dear K.K. & SAS〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あるサザ友さんが「民主党政権批判の歌」と「現代人諸君!!」について述べていましたが、無縁社会の問題にも多少触れている部分もある。

私は無縁社会は政治と教育のせいと言っているが、そんなことを言っても解決できないという考え方もしています。

でも、桑田さんの言いたいことはそんな世の中でも自分を見牛なあないで生きてほしいというメッセージもあるのでは。
Posted by スーパーももちゃん at 2011年03月06日 19:20
こんにちは♪ レビューありがとうございました!

ギターマン祐助さんのレビューだけあって、ギターテクニックの記載もあって興味深く拝見しました。
特にこの楽曲は作詞が難産だったみたいで・・・
CTスキャンでの検査中も詩の構想を練られていたみたいで、桑田さんご自身にとっても想い入れ多い楽曲なのでしょうね!

実は、私も昨年の春に風邪をこじらせて、1週間の間に何度も胸のCTとレントゲン検査を受けていました。
「検査の結果が良かったら、今までとは違う事をやってみよう!」と検査中に思って、その翌日から始めたのがTwitterです。
今年の春は、季節の変わり目特に気をつけますね!お気遣いありがとうございました。

「現代人諸君!!」・・・
祐助さんのレビューと桑田さんの歌詞を噛み締めながら、また今までとは違う角度で味わってみたいと思います。
Posted by れいか at 2011年03月07日 12:22
スーパーももちゃんさん。
特定政党の批判なんて軽いものじゃないね。
そういう偏りはないだろうし、他人を人と思わなくなっている人間の心をえぐってるんじゃないかな?

れいかさん。
軽快な言葉遊びに見えて、社会を斜めに見ている深い詩ですね。
ホント、健康が基本ですね。本格的にあたたかくなるまで、もうちょっとガマンかな・・・
Posted by 嘉門祐助 at 2011年03月08日 19:33
エレクトリック・ディランって正にそのとおりですね。歌詞も桑田印全開で脚韻踏みまくりだし。
桑田さんは前作「ROCK AND ROLL HERO」の「Hold on」か「夏の日の少年」ではアコギを持ったディランがザ・バンドを従えて歌ってるイメージだと語ってたような。「孤独の太陽」からだと、アコギ、バンド、エレクトリックとディランを追いかけてるようにも思えます。
Posted by johnmac at 2011年03月08日 23:21
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