2008年06月28日

八月八日は末広がり

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どうも、おツルです。
JALも鶴マルマーク辞めたんだから、新しいロゴを“おツル”にしちゃえばいいのに(笑)

さて、さっきTVから聴きなれたメロディと歌詞が・・・
『♪涙のキッスもう一度・・・雨に濡れながらNO NO・・・』
“サザン解禁!”LISMOのCMでした。

そして、既にご存知かと思いますが、WOWOWでの最終日の生中継が決定した、au by KDDI Presents サザンオールスターズ「真夏の大感謝祭」30周年記念LIVE Supported by WOWOW

PRビデオも見れるWOWOWの特設サイトがオープン!!当サイトの左サイドのバナーからも行けますよ。

さらに・・・

『一時間まるごと貸切よ!?』

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『こんばんは、流浪の番組タモリ倶楽部です。』 『ども、安斎っす!』

違う!安斎肇氏じゃない。
♪あれは堂ちゃんのス・・・(自粛)
出演者はサザンだけ! 『Mステ』が異例のプログラム(6月27日配信 オリコン)
先ごろ無期限の活動休止を発表した人気ロックバンド・サザンオールスターズが、8月8日(金)に放送されるテレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』に出演することが発表された。なんと、この日の『Mステ』は“まるごとサザンスペシャル”と題し、出演アーティストが“サザンのみ”という極めて異例なプログラムで放送。番組プロデューサーの清水克也氏も「国民的バンドであるサザンの名曲・新曲をたっぷり聴けるメモリアルな1時間になります」と意気込んでいる。
今回の特別番組は、サザンオールスターズのデビュー30周年を記念したもので、通常の『Mステ』とは異なる、文字通り1時間まるごと“サザンづくし”。8月6日(水)に発売されるニューシングル「I AM YOUR SINGER」のテレビ初披露をもちろん、過去の名曲も含めたスペシャル生ライブを敢行する。さらに、視聴者から募った“あなたの大好きなサザンオールスターズの楽曲”を大募集し、その結果をもとに決定した「サザンオールスターズ名曲ランキング」も発表されるという。
デビュー30周年を記念し、ボーカル・桑田佳祐の故郷である神奈川・茅ケ崎市のサザン通り商店街で現在行われている応援セールやイベントには通常の10倍もの人が訪れ大盛況。また、ラジオ局・TOKYO FMでは11時間半に渡ってサザンの楽曲のみを放送するという特別編成が組まれるなど、さまざまな分野で“サザン熱”が上昇中だ。清水プロデューサーは「国民的バンドであるサザンの名曲・新曲をたっぷり聴けるメモリアルな1時間になると思います。放送当日は、テレビをご覧の皆様と一緒に30周年をお祝いしたいですね」と、ファンと共に祝う“特別な夜”への期待をあらわにしていた。

楽しみな企画ですが、こりゃ“大感謝祭”で演奏する曲とかネタバレ必至ですかね?

「I AM YOUR SINGER」は、この日がテレビ初の生歌唱か?
間違えて「I AM A PANTY(Yes, I am)」を歌ってほしい(笑)

っあ、あやちゃん誕生日おめでとう!
またやろうゼ!?・・・

え?

カラオケだよ!
posted by 嘉門祐助 at 00:08| Comment(8) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月26日

やはり普通の日じゃなかった・・・

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みなさんどう過ごされました?
サザンオールスターズデビュー30周年記念日。

公式サイトのBBSに生・桑田佳祐氏から感謝のメッセージが!そして生・原由子さんもご一緒に!!

しかも、トップページのデザインがリニューアル。
うーん、力んでる・・・いや、力入ってる!?

いっそのこと国民の休日にすればよかったのに(爆;)

TOKYO FMのサザン特番「心を込めて花束を」を聴き始めたのは結局19時すぎ。
しみじみしようかと思ったら・・・

知らぬ間にできてました・・・
サザン30周年記念サイト

その中に、「夜遊び」(桑田佳祐のTSUNEISHIサタデーナイトクルーズ)で佳ちゃんが思いつき(?)で言ってしまった!?
サザンオールスターズ国民的大投票が登場!!
迷った末に「奥歯を食いしばれ」に投票しました。

そして、スポンサータイアップ。
LISOMOサザンオールスターズイントロクイズ
マウスで答えのアイコンを押さなきゃいけないのが難。(一瞬遅れる)
au by KDDIはサザン祭り?さすが、相馬さん!?
佳ちゃんが言っていた相馬さん裏話
ある日電話で誰かと話していた相馬さん(当時マネージャー)。
自分の苗字の説明をしていたのか、『私、相馬と申します。えーと、相馬の“そう”は相談の“そう”、“ま”はヒヒヒーンの馬!』と言ったそうだ。

そしてそして、やはり・・・
●“au by KDDI Presenrs サザンオールスターズ「真夏の大感謝祭」30周年記念LIVE Supported by WOWOW”の最終日、その名のとおりWOWOWで生中継決定!!
8月24日(日)18:00〜日産スタジアムから生中継!

タイアップ恐るべし!!
無意識のうちに「OH!!SUMMER QUEEN〜夏の女王様」のサビを鼻歌で歌っちゃってるし・・・
しばらく慌しく、熱い胸さわぎがつづきそうですなぁ。

あと、ケガちゃん(野沢秀行)自身のサイトで感謝の意を綴っておりました。
本人は歯がゆいだろうけど、早く腰の具合が良くなって欲しいものです。
posted by 嘉門祐助 at 00:03| Comment(10) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

好きにならずにいられない お目にかかれて・・・

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「今何時? そうね30年!」

今日はみんなこの話題でしょ?
おじさんひねくれてるから“棚からひとつまみ”しようとしたんだけど・・・

本日、サザンオールスターズデビュー30周年。
“胸騒祭(きょうそうさい)”とでも言いましょうか・・・(勝手に命名すんな)

そして、53枚目のシングルのタイトル発表!
30年間の感謝を込めて・・・

「I AM YOUR SINGER」(8月6日発売)

新曲の事はスポーツ紙やワイドショーで取り上げられてるのでこの辺で。

さてさて、30年前の今日、1978年6月25日(日)。
何をしていたかなんて日記でもつけてなければわからない。
俺は中学一年生、まだ12歳。
きっと休みで近所の友達と遊んでいたのだろう。

今日30周年を迎えたサザンオールスターズのまわりだってさほど盛り上がっていたわけではないだろう。
何せメンバー自身がレコード屋に行って「勝手にシンドバッド」のEP盤をディスプレイの一番目立つところに置き換えていたくらいだから。

私のサザン初体験はAMラジオだった(はず!?)、何を言ってるのかよくわからない早口、それよりも「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」をひっつけたフザケたタイトルにハマった。(これって仮タイトルだかもわからないまま採用だったらしい)

そしてあの伝説の「ザ・ベストテン」“今週のスポットライト”新宿ロフトからの衝撃の生中継。

あのバカノリとグルーブ感、次の日からは目立ちたがりの芸人、元気なおもしろいお兄さんの早口と「今何時?」が頭から離れず、虜、捕らわれの身“哀しみのプリズナー”。
後日談、実はそんなに盛り上がってなかったので、振る舞い酒とアミューズ、ビクターの社員、そしてベターデイズの後輩を動員したサクラ大作戦だったという。
そういう意味では、嘉門はいいカモ(“嘉門はいいカモ”ってまたろうさんどうですか?)被害者である。(笑)
他にも被害者多数だろうけど・・・

余談だが、デビュー曲が「女呼んでブギ」だったらどうなってたんだろう?

俺には小1の頃から今でも変わらずバカやっている友達がいるが、中1の多感な音楽少年(クソガキという話もある)がロックおやじ(ただのスケベなおっさんという話もある)になるまで付き合えているサザンは、そういう意味では2番目に付き合いが長い友達である。
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というわけで、本日はサザンとの出会いに感謝し、「勝手にシンドバッド」にしみじみ聴き入りたいなと…

しみじみ聴けねぇよ〜あの曲調じゃ!(爆)

30周年記念ライブは、サザンに感謝する大感謝祭です!!

30周年おめでとう、そしてありがとう。

I AM YOUR SUPPORTER!!
posted by 嘉門祐助 at 00:00| Comment(14) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

突然ですが、「KILLER STREET」A

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01年大森隆志が脱退、暗いニュースを払拭する新しいサザン。
レコーディング途中で野沢“毛ガニ”秀行が持病の腰痛によりリタイアしたが、サポートメンバーの意見なども取り入れ、オリジナルでは「KAMAKURA」以来の2枚組アルバムが完成。

「キラーストリート」
2005/10/5

disc2
@ごめんよ僕が馬鹿だった
A八月の詩(セレナード)
BDOLL
C別離(わかれ)
D愛と欲望の日々
EMr.ブラック・ジャック 〜裸の王様〜
F君こそスターだ
Gリボンの騎士
H愛と死の輪舞(ロンド)
I恋人は南風
J恋するレスポール
K雨上がりにもう一度キスをして
LThe Track for the Japanese Typical Foods called "Karaage" & "Soba"〜キラーストリート(Reprise)
MFRIENDS
Nひき潮 〜Ebb Tide〜


@レコーディングに先立ち、鎌倉で行われたセッションのために作られた曲、この合宿2泊3日で行われ学生気分で結束したという。
出来上がりはギター=ドゥービーブラザース、ピアノ=エルトン・ジョンといった感じか。ノリのよいポップロックに仕上がった。
イントロのギターは3本、間奏ハモリの上部はチューニングを1音上げ録音された。しかも1弦の22フレットでのチョーキングはキツい(笑)
“みん好きツアー”のようにギターを動かしながら弾いてると気持ちいいよ(自己満足:笑)
A「あなただけを〜SUMMER HEARTBREAK」や「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」のようなどこか懐かしい60年代風ポップスサウンド。
ビーチボーイズっぽさもあったり、ブラスはモータウンっぽくもあり、夏にピッタリのきらびやかな曲になった。
Bイントロのギターの音は一音ずつ録音したものを川長さん(角谷仁宣)がコンピュータで並べかえたという。
使用ギターは佳ちゃんお気に入りのフェンダーの59'テレキャスター。
ゆるいウクレレはもちろんムクちゃん(関口和之)。
C胸がキュンとせつなくなるような、スリー・ディグリーズの「ソウルトレイン(T.S.O.P)」「天使のささやき」などを想像させるフィリーソウルサウンド風。
イントロのベースリズムのアイデアはまたろうさん、マコっちゃんのギターをユニゾンで重ねた。
こういう曲が本職だった(笑)ヒロシくん(松田弘)のドラムがカッコいい。
セリフのイメージは細川俊之さん、野沢那智さんのようだが・・・(笑)
Dフィリーサウンドの次は「サタデーナイトフィーバー」前、70年代中〜後半のディスコサウンド。
歌詞に『輝く星座はアクエリアス・・・』とあるように、壮大な曲の流れはブロードウエーミュージカル「ヘアー」にも使われた、フィフス・ディメンションの「輝く星座〜レット・ザ・サンシャイン・イン」(Aquarius〜Let The Sunshine In)からインスパイアされているのでは?
Eスタジオでたまたま5分でできたという曲。ヒロシくんと敦夫さんでそのままレコーディングセッション。
政治家、官僚、悪徳業者をコキ倒す久々の社会派サザン復活。
FTOYOTAのキャンペーンのアテネオリンピック日本選手応援歌。この曲が功を奏してか(笑)日本の選手が史上最高のメダルを獲得した。
リズムがはねるラテンテイストのポップス、Cメロはボサノバのリズムが入って曲の顔を変えている。
ギターはオグちゃんマコっちゃんと豪華二本立て。「夜遊び」でも言っていたが、ギターのチャンネルのバランスを変え、シングルバージョンとは違って聴こえる。
ハンドクラップ(手拍子)には名物マネージャー中西クン登場。
Gdisc-1とは違った大人の原由子。歌詞はかなりきわどいが原さんが歌うとドロドロしたいやらしさがない。『命を宿す・・・』などのフレーズには母の大きさを感じる。
打ち込み中心で機械じかけのこの曲をよくライブでやったなぁと聴くたびに感心させられる。
Hサザンの引き出しの多さを感じるシャッフル+バロック風。
ドラムロールにヒロシくんのご子息である翔クンが参加。
Iイメージは華やかさの影に憂いがある佳ちゃんが子供の頃の茅ヶ崎ローカル。
「サーフィンUSA」のパロディコーラスが入るように60年代風サーフサウンド。
J元々はソロのために作ったストックだったという曲。
イントロはテープ逆回しのサンプリング、イントロからするとギターのハードなサウンドが始まるかと思いきや、歌詞のとおりステージを想像させるきらびやかなカッコいいポップロック。
“レスポール”の歌だが、レスポールの他に使用されているのはストラト、SG、ダヴ(アコギ)。
KR&Bブラック風の曲をイメージしていたらしいが、どうしてどうして出来上がりは心地よいテンポのポップなナンバーに変貌。
メンバー同士が顔を合わせ意見を交わしながら作り変化を遂げたいう、『サポートメンバー、スタッフ含めてサザンである』という象徴のような曲である。
Lアルバムの曲数合わせの遊び半分のような曲と書いてあったが、歌詞だけでなくシンセサイザーのリフとサックスの音色は耳に残る。ヒロシくんもかなり力入れてオカズを録音していた。
ちなみに丸屋の唐揚げ定食は美味だがタレじゃないそうである。
※丸屋=ビクタースタジオ近くのそば屋、
※ホープ軒=ビクタースタジオ近くの行列のできるラーメン屋
Mミュージカル「クラウディア」のために作られた曲。
マイナーチューンだが、構成はブロードウエーミュージカル「ヘアー」、レッド・ツェッペリンをイメージしたリズムの重厚さと盛り上がりのある大作、サザン史上最も長い曲。
Nファルセットが効いた6/8拍子のポップバラード。
暑苦しくならないようにと小編成、コーラスも佳ちゃんの多重録音、シンプルな曲ながらラストを飾るにはピッタリのナンバー。

このアルバムとツアー「みんなが好きです」をきっかけにギターを弾くこと、音楽をやること聴くことの楽しさを再発見しました。
中学1年からサザンを追いかけておっさんになった私にとってメモリアル的なアルバムかもしれません(ひとまず、完)
posted by 嘉門祐助 at 00:05| Comment(6) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

突然ですが、「KILLER STREET」@

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今日でようやく歯医者通いが終わりました。酒飲んでやる(笑)
「夜遊び」(桑田佳祐のサタデーナイトクルーズ)“ティーチャー桑田の音楽講座”で私のサザ友ビデさんが読まれてましたね、しかも2回?おめでとうございます。
今日の放送でもレコーディングの話してましたが、サザンデビュー30周年のメモリアルまで50日を切り、ジレたりそわそわしたり!?
そして、この企画もの最終章。いよいよ最新アルバム。

「キラーストリート」
2005/10/5

disc1
@からっぽのブルース
Aセイシェル 〜海の聖者〜
B彩〜Aja〜
CJUMP
D夢と魔法の国
E神の島遥か国
F涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜
G山はありし日のまま
Hロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman〜
IBOHBO No.5
J殺しの接吻(キッス) 〜Kiss Me Good-Bye〜
KLONELY WOMAN
Lキラーストリート
M夢に消えたジュリア
N限りなき永遠(とわ)の愛


01年オリジナルメンバー大森隆志(G)が脱退、暗いニュースを払拭する新しいサザン。
レコーディング途中で野沢“毛ガニ”秀行が持病の腰痛によりリタイアしたが、サポートメンバーの意見なども取り入れ、オリジナルでは「KAMAKURA」以来の2枚組アルバムが完成。

@テープ逆回し風のサンプリングやインドの楽器なども取り入れている60年代後半風サイケなロックサウンド。
イントロのギターリフは佳ちゃん(桑田佳祐)とマコっちゃん(斎藤誠)、両チャンネルにユニゾンで入れられている。このリフは弾いてて気持ちいいよ、うん。
ベースは“インチキポール・マッカートニー”こと佳ちゃん。
Aこの曲からこのアルバムのレコーディングがスタートしたと言われている。場所は“猫に小判スタジオ”。
ウエストコースト風のサウンドに7thやmaj7コードが多く使われ滲んだ感じが旅情と哀愁を駆り立てる。
B春にぴったりの明るく軽めのチューン。
テーマは「明るい前向きな別れ」、佳ちゃんが亡き父に捧げている。
オグちゃん(小倉博和)が奏でる間奏のガットギターがカッコいい、(あとになって思ったが、「石垣島ライブ」でやってほしかったなぁ・・・)ラストに入っているオルゴールのような音はカリンバというアフリカの楽器。
なぜかベトナムのフィルムを見ながら録音したそうで、天才子役神木龍之介クン出演のPVもベトナムが舞台。
Cセッションのように案を出しながら練り上げたというファンクのミディアムナンバー。マコっちゃんと敦夫さん(片山敦夫)の影響が大きいという。
『JUMP』という掛け声コーラスはスタッフを動員。
D佳ちゃんがギターソロをガンガン弾きまくる、本人曰く“自己中ナンバー”(笑)
2本のギター、原さんのハモンドオルガン、敦夫さんの生ピアノ、ムクちゃん(関口和之)の太いベース、ヒロシくん(松田弘)のエコー深めのドラムと楽器の編成が70年代くらいのヘビーなロックの王道。
間奏、後奏のソロを録音するときひとりでブースに入った佳ちゃんは『ひとりじゃ燃えない』と言っていた。結局何人かで小セッション風に入れたようだ。私はひとりで弾いてて燃えるけどね(笑)
Eこの曲のレコーディングセッションには途中リタイヤの毛ガニさんが参加している。
軽めに始まってノリがよく序々盛り上がっていく、佳ちゃん曰く“石垣島の宴会風”。
BEGINの島袋優クンが三線と指笛で参加、沖縄らしさにはなやかさをそえている。
F25周年の記念シングルというべきヒットナンバー。
筒美京平歌謡曲と洋楽ポップを合わせたという、きらびやかな夏らしい曲調。
普段は使わない音域のサックスを使用したというホーンのアレンジは拓夫さん(山本拓夫)。
G原(由子)さんが歌う3拍子のアコースティックチューン。原さんの懐の深さ、音域の広さを感じさせる。
アコギにアコースティックベース、ピアノとオルガン風シンセ、またろうさんのパーカッションと編成はシンプル。
Hこのブログのタイトルにも使わせていただいている、ライブ映えする新しいナンバーの誕生。
仮タイトル「電気男」というようにエレキギターバリバリ、ブラスにストリングスとグラマラスなボラン・ブギー風。
間奏は、佳ちゃん曰く“ひ弱なジョージ・ハリソン風”のスライドギター。
ストリングス指揮の金原千恵子さんは『ゴリゴリ風で・・・』と指示していた。
Iかなり分厚いサウンドのシングルナンバー。
ムクちゃんとヒロシくんがかなり構想を練ったというし、マコっちゃんのギターソロ、原さんのオルガンのアドリブと聴きどころもじゅうぶん。
ブラスセクションもかなりカッコいいが、しかしこのアレンジ、トランペッターはライブではかなりキツいらしい(荒木さんごくろうさまです)。
J小劇場やジャズバーで演っているような感じのマイナー調ジャズ風ナンバー。
ピアノはクラシックからジャズまで何でも来いの島健さん、シンプルながら、金原さん率いるストリングスアンサンブルが効いている。
Kリズムは打ち込み、ホール&オーツに代表される80年代のブルーアイドソウル風。
ドラムマシンではなくリズムボックスのような音は、ホール&オーツの「I Can't Go For That(No Can Do)」からインスパイア?
『ティッティッティッティッ・・・』というコーラスの入り方がシングルバージョンとは違っている。
英語の補作詞は佳ちゃんの実姉えり子さん。
Lアルバムタイトル曲はアコースティックギターによるインストルメンタル。秋の夕暮れの神宮外苑、キラーストリートという感じか。
イタリア映画をイメージしているようだが、どちらかというと私にはスペインの風景が頭に浮かぶ。(行った事ないけど・・・苦笑)
M日本特有の歌謡曲とポップロックの融合であるGSを意識した歌詞とサウンド。
ブラスやストリングスを入れてビックバンド風に仕上げている、まさに何でもアリの昭和歌謡風。
Nこの曲を作ったときはかなり疲れていたらしいが、そんなところに音楽の神様は降りてきた。
サンプリングして使用されているアップライトピアノはグランドピアノの高貴さとと違って安っぽい音が出たり、オンボロピアノ風の音が出たり不思議な楽器だ。
Cメロのオールドファズ風エフェクトのギターはエピフォンカジノ、佳ちゃんの中にJohn Lennonがいる。
ストリングスアレンジは島健さん。
posted by 嘉門祐助 at 00:33| Comment(10) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

突然ですが、「さくら」

さくら.jpg
レコーディングに要した時間は「KAMAKURA」超えの約3000時間、メンバーも全員40歳を越え、20周年の記念碑的アルバムではなく人生を考えさせるアルバム。
デビュー20周年、集大成にはまだ早い。コンセプトは喜怒哀楽、「死にたいけど生きたい」という矛盾。

「さくら」
1998/10/21

@NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH
AYARLEN SHUFFLE〜子羊達へのレクイエム〜
Bマイ フェラ レディ
CLOVE AFFAIR〜秘密のデート
D爆笑アイランド
EBLUE HEAVEN
FCRY 哀 CRY
G唐人物語[ラシャメンのうた]
H湘南SEPTEMBER
IPARADISE
J私の世紀末カルテ
KSAUDADE〜真冬の蜃気楼〜
LGIMME SOME LOVIN'〜生命果てるまで〜
MSEA SIDE WOMAN BLUES
N(The Return of)01MESSENGER〜電子狂の詩〜<Album Version>
O素敵な夢を叶えましょう

このアルバムを聴きなおして思ったのはなんてマイナーチューンが多いのかってこと。
確かにこの頃の日本はバブルの落としまえをつけられず、経済はドン底、殺伐とした世の中だった。
「さくら」というと春、満開の華やかなイメージだが、桜の木の下には人の遺体が埋まっているとかマイナーな逸話もある。まさにこのアルバムのように陰と陽がある花なのだ。

@ガツンと歪ませたギターは太く重みのあるリフを奏で、サビのバッキングなどはジミヘン(Jimi Hendrix)のよう。
仮歌をそのまま使ったのかと思わせるシュールな詩だが、韻を踏んだ言葉あそび。
この曲の“ナイチンゲール”(Nightingale)は昼夜を問わず美しくさえずるツグミ科の小鳥の事。
Aストーンズ(The Rolling Stones)の「ハーレムシャッフル(Harlem Shuffle)」をもじったタイトル。
ストーンズっぽさはないが、テンポのよいR&Bロック。
サラバ(sarva)は梵語で「一切」の意味。
Bご存知だろうか、実はレコーディングセッションのとき、ホーンセクションで演奏される「勝手にシンドバッド」の『ラララ〜』の部分がこの曲のイントロについていたことを。(ツアーでも演奏された)
まぁ聴いてみればそんなことは見事に吹っ飛ぶ、まさに悪役プロレスラーのような反則技の連続(笑)
これだけエロを連発されたらいやらしさはみじんもなく吹っ飛び、笑うしかないのだ。
仮タイトルは「美しき青きドナウとは程遠い音楽」。
C人気女優松嶋菜々子主演のドラマ「スウィートシーズン」の主題歌らしく、ビートルズのプロデューサー フィル・スペクターを意識したキラキラとしたいわゆる売れセンのポップス。
メロディは美しいし、ノリも心地いいし、マイナーコードの使い方もカッコよい。アレンジはホーンが(山本)拓夫さん、ストリングスは島健さんとこちらも王道。
発売前の年越しライブ「おっぱいなんてプー」で、ター坊(大森隆志)が足踏みしながらニコニコギター弾いてたのを思い出す。
D社会派な歌詞をデジタルエフェクトとディストーションギターのサンプリングで包み込む。
「原稿を読み国家を救う:●渕首相」や「娑婆に毒を振るう:●原彰晃」など現実的な詩になっているが、レコーディングセッション時点ではコンセプトは同じながら詩は抽象的であった。
ちなみに『夕方目に沁む〜』と『Japan-no More-rhythm〜』も逆順で、セリフはなかった。
仮タイトル「川長の子供」改め「白鳥の湖とはかけ離れた音楽」。
Eビーチボーイズや70年代ウエストコーストを思わせるメランコリックなナンバーで、デジタルサウンドと生音が溶け合っていて美味。
シングルとしては地味だったが、聴くたびに味がよくなってくる。忘れかけたとき、ふいに聴くと鳥肌モノである。
間奏のスライド奏法のソロは、佳ちゃん(桑田佳祐)のドブロギターによるもの。
F万葉の言葉でもロックになってしまうんだなと感心しきりの曲。演奏の独特の宇宙感と言葉の世界が楽しい。
途中に入る赤ん坊の泣き声と時計の針の音のようなウッドブロックの音は、母のお腹の中にいる頃を通り過ぎ万葉の時代へ時間旅行をしているようだ。
G原(由子)さんにピッタリの春を思わせる曲調だが、詩は芝居や小説にもなった実在の幕末開国悲話を描いている。
17歳で異人ハリスの侍妾(じしょう)となり、激動の人生を歩むこととなったお吉の物語。
物語の背景を知らなくてもメロディと原さんの声で泣けます。
※ラシャメン:洋妾
H『佳ちゃんしばらく湘南をわすれてるなぁ』と思ったら、来ました船長(加山雄三氏)を思わせるサウンド。
三拍子でゆったりしていて、夏と違う海の色が頭に浮かび“秋”って感じで癒される。
湘南の名所(?)サーフショップGODDESSやライブレストランVENUSなども出てきます。
Iドラマ「ハッピーマニア」の主題歌でもあり、スクラッチなども入る一見ノリのよいファンキーなダンスポップと思えるが、実はマイナーで平和、核兵器などメッセージ色が強い曲である。
間奏に入る原さんのラップは北原白秋の引用だが、曲の奥底にあるものを感じると、真っ赤に燃えている空にキノコ雲が見える。それは私だけだろうか?
Jインパクトあるアコギの弾き語り風でジョン・レノンの「Working Class Hero」にインスパイアされているのか。
「D」も社会派だが、こちらはマイナーで落ちるトコまで落ち込ませる。
この曲実際に歌ってみるとデトックスって感じで気持ちいいものだし、一回落ち込んでから這い上がると気持ちスッキリしたりするものだよ。たまには愚痴でも吐かなきゃカラダに悪いよ!?
Kマイナーチューンのボサノバ。詩は地球の裏側ブラジルが舞台。
タイトルどおり哀愁を駆り立てるメロディとアレンジで、カーニバルなどの歌詞も明るさを感じない。
いくつかポルトガル語(?)が出てくるが、意味は下記。
SAUDADE:懐かしさ、郷愁、哀愁の意味。
イエマンジャー:海の女神
アフォシェ:黒人系のブラジル人が信仰する宗教。西アフリカがルーツ。
LアップテンポでGSっぽいサイケなムードのオールドファッションロック。
けっこう色っぽいこと歌ってるんだけど、この曲もいやらしく感じない曲調。
Mスティールギターとウクレレで、ムード歌謡+加山雄三船長のようだ。
一見演歌っぽい詩に出てくる男の未練酒は、私くらいの歳の男なら思い当たるだろう。若き頃を思い出し青臭くて新鮮味がある。
ホントは「爆笑アイランド」ではなくこちらに船長ばりのセリフを入れたかったのでは?
N97年夏にシングルで発売された「01MESSENGER〜電子狂の詩〜」のアルバムバージョン。
「KAMAKURA」に収録された「Computer Children」の続編のような詩で、マシンや情報社会に振り回される人間に警鐘を鳴らしている。
シングルではビートルズの「A Day In The Life」のように終わっているがこちらはフェードアウト。
間奏はジャズのリズムになったり、ギターのリフなどドラムのフィルインなどは元々カッコいいのだが、シングルと比べるとリミックス、アレンジでかなり機械的になっていて少し面白みがない感じ。
逆に言うと『なんでも機械的だとつまらないよ』という狙いなのかもしれない。
O20周年記念ライブ“渚園”をイメージして作ったという心のこもったバラード。
マイナーの曲が多い中、最後は『前向きにいこう』という曲にホッとする。
posted by 嘉門祐助 at 00:13| Comment(8) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

突然ですが、「YOUNG LOVE」

younglove.jpg
音楽界が新しい音に行き詰まった90年代半ば。温故知新・原点回帰。「若かりし頃にときめいた昔の音に戻ってみませんか?」
小林武史氏との格闘、ソロ活動を経てサザン4年ぶりのアルバムは新しさと懐かしさが詰まったそんなアルバムだった。

「YOUNG LOVE」
1996/7/20

@胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
Aドラマで始まる恋なのに
B愛の言霊 〜Spiritual Message〜
CYoung Love(青春の終わりに)
DMoon Light Lover
E汚れた台所
Fあなただけを 〜Summer Heartbreak〜
G恋の歌を唄いましょう
Hマリワナ伯爵
I愛無き愛児〜Before The Storm〜
J恋のジャック・ナイフ
KSoul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
L太陽は罪な奴
M心を込めて花束を


@アコギのストロークに重みのあるベースラインとドラムのリズムが重なるストレートなロック。
間奏のソロは佳ちゃん(桑田佳祐)得意のスライドギター。
佳ちゃん自ら出演のアメ車「キャデラック」のCMソング。
A女性に人気の失恋ラブソング。タイトルどおりドラマのBGMでもイケるような歌謡曲アレンジ。
慕情がつのる歌詞に木管楽器系の音色とストリングスの音色がせつなさを増している。
B『ヒップホップみたいなモノをやりたかった』というように今までのサザンにはなかった曲調。
ラップ、グルーブ感、それよりも詩の世界と佳ちゃんのボーカルの説得力を再認識する。
日本テレビ系のドラマ「透明人間」主題歌。
Cアルバムのタイトル曲は若き日を振りかえるオールドスタイルのポップロックサウンド。初期のビートルズを想像させるところもある。
キレのいいリズムにギターはセミアコのクランチサウンド、7thコードを多用しにじんだサウンドにしている。
年越しライブ「牛」ではター坊(大森隆志)はグレッチ、佳ちゃんはエピフォン・カジノを使っていた。
Dスローながらも情熱的な曲である。ドンカマのリズムとシークエンサーのシンセサイザー、ベースを使用して機械的ではあるが、ブルースハープやブラスセクションのアレンジなどは懐かしさも感じさせてくれる。
何よりホットでセクシーで、かなり際どいことを書いている詩だがいやらしさを感じないラブソング。
「Nifty」のCMに使用された。
E社会派の曲は軽いノリでおちょくっていた曲が多かったが、この曲では現代社会・風俗をロックしている。
分厚いサウンド、ワウを効かせたギターソロは佳ちゃんが担当している。
F印象的なブラスの音、キラキラとメロディが輝く60年代風ポップス。
ブラスアレンジは山本拓夫さん、原さんのオブリガードアレンジは健在。
マサジ(福山雅治)主演CX系月9ドラマ「いつかまた逢える」主題歌。
Gエレキギターのスリーフィンガーのアルペジオとナチュラルトーンのストローク、そしてストリングスアンサンブル。
原(由子)さんにピッタリのフォーク歌謡アレンジは、サザン版「あの素晴らしい愛をもう一度」それともベッツィ&クリス(若い人はお母さんに聞いてね!)
ちなみに佳ちゃんはスリーフィンガーのアルペジオは苦手?以前『俺より原坊の方がうまいんだもん』と言っていた。
Hシャカシャカしている電子ドラムの音にからむムクちゃんのチョッパーがカッコよい。
結局サーファーガールに遊ばれたマリワナ伯爵はどこへ辿り着いたのか?
Iピアノメインのバラードと思いきや、サビはジャズアレンジになり、間奏はプログレっぽさも持っている。
ドラムの音が深い、間奏では子供の心臓の音のようにも聞こえる。
J『こういう引出しもありますよ』とばかりに、打ち込みリズムとサンプリングが効いた実験的な曲でもある。
ピアノやギター、ブラスは生音だが、デジタル音が勝っていてなかなかライブでやりにくい曲かなと感じるが、ツアー「ザ・ガールズ万座ビーチ」で演奏したのはすごいことだと思う。
Kブラスが効いたカッコいいハードなロックナンバー。ギターの音などもサザンの曲の中ではかなりヘビー。
タイトルはキングクリムゾンの「21世紀の精神異常者(21St Century Schizoid Man including Mirror)」を意識、歌詞は人と人のつながりが希薄になり何を信じたらいいのか混迷の現代社会を憂いているのか?
SEにクラクション、子供の泣き声、救急車のサイレンが入りさらに混沌が深まる。
LKのSEが都会の喧騒から波音に変わり、真夏のビーチにたどりつくとそこには・・・
『元気ですかーっ?』アントニオ猪木!!(PVに出演していた)
身体が自然に動いてしまう夏らしいアップテンポのダンスロック、ベース、リズムはシュープリームスの「恋はあせらず(Can't Hurry Love)」のようなノリがよいモータウンビート。
The Jam時代にポール・ウエラーが同じようにモータウンビートを使っていた。ある意味パンクか?
Mこの曲を結婚式で使ったサザンファンも多いことでしょう。
映画のエンディングのようにアルバムの最後を飾る曲は、「シャボン玉ホリデー」やザ・ピーナッツの作品などでおなじみの偉大な作曲家、宮川泰氏(故人)のアレンジ。
宮川先生との出会いは佳ちゃんにとっても大きなものだった。
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2008年03月08日

突然ですが、「世に万葉の花が咲くなり」

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90年代型サザンのラボラトリー、パイロットというべきポップなアルバム。
91年10月から92年8月にかけてレコーディングされたが、ムクちゃん(関口和之)が病気(自律神経失調症?)で途中抜け、ツアー「歌う日本シリーズ」には不参加だった。
前作「Southern All Stars」「稲村ジェーン」ではパートタイムで参加だったプロデューサー・アレンジャー小林武史氏、マニピュレーター“川長”こと角谷仁宣氏がフル参戦している。

「世に万葉の花が咲くなり」
1992/9/26

@BOON BOON BOON 〜OUR LOVE [MEDLEY]
AGUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター)
Bせつない胸に風が吹いてた
Cシュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
D慕情
Eニッポンのヒール
Fポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)
GHAIR
H君だけに夢をもう一度
IDING DONG(僕だけのアイドル)
J涙のキッス
Kブリブリ ボーダーライン
L亀が泳ぐ街
Mホリディ 〜スリラー「魔の休日」より
NIF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR
OCHRISTMAS TIME FOREVER

小林武史氏がフル参加しているものの、ただ調理される“まな板の上の鯉”ではなく、メンバーとも議論、音との格闘を重ね、前作「Southern All Stars」とはイメージが変わっている。

@まずイントロの野太いベースラインにやられる。
ツイストを基本に、ラグタイム風のピアノ、ギターはラフなディストーション、ドンカマ打ち込みのリズムもものすごいグルーブ感がある。
「OUR LOVE」で曲調が全く変わるが、ドンカマのリズムは「BOON BOON BOON」のイントロとつながっている。
A歌詞に出てくるようにジャジーなアレンジのジャムセッション風サウンド。
アコギのスライドがけだるくカッコいい。
さすがは、官能詩人桑田佳祐。ジャズのセッションに絡めて色っぽい情事を書いている。
ジャズは俗語で『威勢のいいこと、元気、活気、熱狂』という意味もあって、官能小説などでは“男性自身”や“性行為”を表現するのだ。
『俺のいきり立ったジャズが・・・』とか、駅売りスポーツ紙とかで読んだことあるでしょ?お父さん!!(またエロネタ解説が長いよ・・・)
若い人お勉強になったでしょ?なんせジャズはアドリブだから!?
Bインナー、内向的な曲が多い中で外向きで軽快な曲で際立つ。
去り行く音楽仲間に込めた思いを詩に託していて、間奏のスライドギターのハモリがたまらなくいい。
友と二人で弾いているイメージなのだろうか?
CNTT DoCoMoのCMソング。ワイルドチェリー「Play That Funky Music」サザン版。
ファンキーなサウンドで歌詞のエロさを感じさせない。
“匂艶”といい“エロティカ”といい、まさにオブラートでエロを包む?サザンならではの曲。でも飲み込むとやっぱりエロ!?
あなたなら“ERIKO”を誰に替え“X”と“Y”の部分に何を入れますか?
Dイントロのピアノのコードを聴くと佳ちゃん風ショパン「別れの曲」かと思える。
ストリングスと木管楽器系の音色が哀愁を帯び、まさに慕情を駆り立てる名曲だ。
E軽快な社会風刺で時代をこき下ろす、社会派サザンの代表曲でもある。
悪事を働きながらもどこか間が抜けているニッポンのヒール。
『ま●このー・・・』佳ちゃんに田●角栄が降りてきた!?それともボブ・ディラン?
F哀愁のガットギターではじまる大人の原由子の世界、ちょっとイイ女のストーリー。
“ワケあり”“ゆきずり”のイメージの歌だが、暗さやいやらしさがないところが原さんのいいところ。
Gアナーキーな歌詞ながら独特の世界へ引き込まれる。ブラスとストリングスがその世界の奥行きを広げている。
メロトロンのようなシンセサイザーの音色と間奏に入るテープ逆回し風のエフェクトはプログレ、ピンクフロイドっぽい。
Hテンポのいい軽快な曲。イントロはエレピだが、歌のバックではクラビネット(エレキチェンバロ)の音色がギターと絡みあって今までにない味を出している。
トヨタカリーナのCMに使われていた。
この曲だけではないが、原さんのオブリガードアレンジは健在!隠れているグロッケンの音を見つけてみよう。
Iアイドルポップのようでありながら、実は狂気と妄想と倒錯の世界。
「クリムゾン」「お城においでよ」など「In The Court Of The Crimson King(クリムゾンキングの宮殿)」を想像させる詩があるが、曲調は極めてポップでGSっぽい面もある。
・・・と思ったら、いるよ!キングクリムゾン!!サビのホーンセクションの音が「21St Century Schizoid Man including Mirror」。
80年代後半に東京埼玉などで少女連続誘拐殺人事件があったように、現実と妄想の境界がおかしくなってきた社会を憂いている。
J最終回視聴率34.1%をマークし、社会現象にもなったドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌。
こんなにやさしく美しい60年代風ポップスだが、“狂気のマザコン男”冬彦さんが『ムーっ』と唇を尖らせている顔を思い出してしまう方も多いのでは?
K歌詞といい馬の鳴き声といい、明るく愉快で楽しい曲。
おバカなノー天気ポップのようだが、ホーンセクションのアレンジなどがかなり凝っている、ハーモナイザーをかけていると思われるが原さんの声がかわいい。
ギターのリフは出しゃばらずも目立っていてター坊(大森隆志)らしい。『ノッてけ』はゴールデンハーフスペシャル?
L昭和の町並みが目に浮かぶジャズ風アレンジ。
フリージャズをシャウトする佳ちゃんは“狂乱の前川清”。間奏のブラスは音を故意にはずしていておもしろい。
Mタイトルを見ると「マチルダBABY」や「死体置場でロマンスを」を想像するが、軽いノリのポップミュージック。
コーラスでかなり難しいメロディラインを歌う原さんをリスペクト。さすがは“ハトポッポ”をハモれる女。
N「忘れられたBig Wave」がビーチボーイズのようなサーフポップス風なら、こちらのアカペラはあたたかさがあふれるストリート風。
ビリー・ジョエルの「The Longest Time」やティモシー・B・シュミットの「So Much In Love」を彷彿させる。
全編英語詩で、詩はトミー・スナイダー氏によるもの。
Oクリスマスのラブソングの中に平和や反戦という大きなメッセージが込められているサザン版「Happy Xmas〜War Is Over」。
『永遠の生命を』と歌う子供のコーラスがジーンとくるが、子供のコーラスを入れるとき、下手すぎるのは論外だし、あまり上手すぎると逆に興ざめになってしまうため、歌唱指導にかなり気をつかうらしい。
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2008年03月07日

突然ですが、「稲村ジェーン」

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前作のアルバム「Southern All Stars」と平行して作られた10枚目のアルバムは、桑田佳祐初監督の映画「稲村ジェーン」のサウンドトラック。
今やおなじみの“川長”ことコンピュータオペレータの角谷仁宣氏がこのアルバムから登場。
クレジットが「サザンオールスターズ&オールスターズ」となっているとおり、他にも多くのミュージシャンたちが参加している。
『映画のサントラであって、サザンのアルバムではない』という一部意見もあるし、私的にもサザンと思って聴くとしっくりこない面もあるが、アルバムリリースの公式リストには掲載されているので・・・

「稲村ジェーン」
1990/9/1

@稲村ジェーン
A希望の轍
B忘れられた BIG WAVE
C美しい砂のテーマ
DLOVE POTION NO.9
E真夏の果実
Fマンボ
G東京サリーちゃん
Hマリエル
I愛は花のように(Ole ! )
J愛して愛して愛しちゃったのよ


@はスペイン語歌唱のラテンミュージック、佳ちゃん(桑田佳祐)風ジプシーキングスといったところか。
それにしてもオグちゃん(小倉博和)のスパニッシュギターはうまい。
Aシングルではないのにサザンファン以外の方にも人気がある、元気が出る定番ソング。
ご存知の方も多いだろうが、実はキーボードは原(由子)さんではなく小林武史氏。
申し訳ないが、こちらオリジナルの「希望の轍」、私的意見ではライブと比べてピッチが低く(テンポが遅く)、今となると違和感と物足りなさを感じてしまう。
ライブで聴いちゃうと贅沢になっちゃんだよね・・・
Cガットギター、アコーディオン風のシンセサイザー、パーカッションによるラテンインストナンバー。
タイトルのとおり映画の主演女優の清水美砂さんのイメージだろうか。
佳ちゃんの作ったメロディは美しいが、こちらの楽曲の録音にはサザンのメンバーは参加していない。
Dこちらもスペイン語歌唱のラテンナンバー、オグちゃんが今度はウクレレを弾きまくる。
大御所女性シンガー大貫妙子さんがコーラスで参加。
Eこの映画「稲村ジェーン」のテーマ曲、先行発売で大ヒット。
もはやこの曲なしではサザンを語れないほどの名曲になったが、映画公開前の多忙の中で曲を作り、アレンジはほとんど小林武史氏に丸投げだったという。
夜の浜の風を感じるようなゆったりしたバラード、イントロ等で効果的に使われているハープの音は実はシンセサイザー。
F映画のオープニングでかかるホーンセクション中心の曲。
サザンのメンバーが参加しているが、サントラだけあってホーンセクションがの方が際立っている。
ノリがよくカッコいいが、サザンらしくない映画のテーマ曲という感じ。
Gドラムの小田原豊さんが、佳ちゃんに「もっとヘタにたたいて」と言われたようにバックはラフな仕上がり、ジョン・レノンの「Watching The Wheeles」からインスパイアされているのか?
シュールな歌詞でプログレっぽい一面もある。
H映画の時代背景(エレキブームが始まった頃)のとおりラテンミュージックが多いが、この曲も@CD同様ラテン。
これも映画の時代背景を意識してか、途中ビートルズの「Twist And Shout」のようなハモリも入れて遊んでいる部分もある。
イントロのLUIS SARTORのスペイン語のセリフがパンチェッタ・ジローラモさんに聞こえてしまう(笑)。(ジローさんイタリア人だし・・・)
J昭和の大音楽作家浜口庫之助作品のハワイアン歌謡。
和田弘とマヒナスターズのカバーで、和田弘さんがスティールギターでゲスト参加。
映画にナース役で登場した原さんのボーカルがとても愛らしい。

BIは前作「Southern All Stars」収録だが、実はこの映画に使おうと考えていたらしい。
アルバム全編において寺脇康文さん、今村明美さん(ともに当時SET)の小ドラマがちりばめられ、セリフに出てくる茅ヶ崎のモーテル“アンデルセン”が有名になった。
posted by 嘉門祐助 at 00:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月06日

突然ですが、「Southern All Stars」

Southernallstars.jpg
原(由子)さんの産休、メンバーそれぞれのソロ活動期間、「大復活祭」を経て5年半ぶりのアルバム。
アレンジャー・プロデューサーの小林武史さん、英語補作詩でトミー・スナイダーさん(元ゴダイゴ:Drums)が参加し新たなテイストを出している。

音楽的にも激動だった80年代が終わり、90年代に突入。
メンバーそれぞれがソロ活動から持ち帰ったもの、サポートミュージシャン、アレンジメントすべて含めて巨大音楽ユニットとしてのサザンがスタートした。
タイトルはそのまま「Southern All Stars」。

「Southern All Stars」
1990/1/13

@フリフリ '65
A愛は花のように(Ole ! )
B悪魔の恋
C忘れられた Big Wave
DYOU
Eナチカサヌ恋歌
FOH, GIRL(悲しい胸のスクリーン)
G女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)
H政治家
IMARIKO
Jさよならベイビー
KGORILLA
L逢いたくなった時に 君はここにいない


@サイケなゴーゴーダンスが似合う60年代風オールドスタイルのR&Bロックを現代風にアレンジした冒険作。80年代後半からのバンドブーム、タテノリロックに対抗しているらしい。
ライブでは佳ちゃん(桑田佳祐)の水かけで、盛り上がり必至の曲になっている。
Aスペイン語歌詞のラテンアレンジ、軽快なリズムとガットギターの音色が心地よい。
「HOTARU CALIFORNIA」ではター坊(大森隆志)のスパニッシュギターソロに驚かされた。(レコーディングはオグちゃん(小倉博和)かな?)
佳ちゃん出演の「日本生命」のCMに使われた。
Bバッキングのギターに機械的なデジタルエフェクトがかかっている、かといえばブルースハープの音色とヒロシくん(松田弘)のドラムは人間的。そんな音が表すように、悪魔とは得体の知れないもの!?
Cビーチボーイズか山下達郎御大にインスパイアされたのか初のアカペラ、リクルートのCMに使われた。カラオケでは歌えません(笑)
この曲だけではなく、アルバム全体でコーラスを効果的に多用しているのはお気づきだろうか。
D非常に人間的なあたたかさにあふれているが、バックトラックはシークエンサーを使い、基本のリズムは打ち込み。それなのにあたたかく優しく聴こえるのはサザンならでは。ハートフルで人気が高い曲だ。
この曲はA同様日本生命のCMに使われた。シングルにしてもおかしくない曲。
E沖縄民謡をデジタル化したような作品ながら、生の沖縄の楽器、お囃子も入っている。
原(由子)さんの歌声は沖縄民謡もイケてるねぇ。
Fデジタルシンセのイントロで始まるが、フタをあけるとセクシーでけだるいムードが漂うAOR。
聴くたびに味が出てきて密かに人気がある楽曲。
Gこの曲はともすれば歌詞の世界へ目が行きがちだが、コーラスワークが凝っているテクノファンク。マンハッタン・トランスファー風のコーラスが入っているのも聴き逃すな。
歌詞は、ポルノ映画からアダルトビデオ時代へ、情緒なき明け透けモロエロへの警鐘か?
前年にビデオシングルという新形態で発売された、当時の人気AV女優松本まりな嬢が出演。(“嬢”を使うとエロいなぁ・・・)
非常にスタイルがよく美しい婦女子でしたが、私は松本まりなにはお世話になってません。
ん、エロ系だとコメントが長いですか?(笑)
Hバブル崩壊を予期し、金まみれの政治家を軽い曲調でおちょくった佳ちゃん流の時代へのアンチテーゼ。まさに“笑いながら毒を盛る!?”
Iホーンセクションを活かした、ビッグバンドのスタンドナンバー風アレンジが新しい。
Jまず、イントロのギターのハモリがノスタルジック、メロディーも憂いを帯びていて、「夏をあきらめて」のようにこの曲も冴えない夏の空を想像させる。
ムクちゃん(関口和之)のベースラインがカッコよく、何気に効いてるケガちゃん(野沢“毛ガニ”秀行)のティンバレス、Cメロの歌詞『Long Black Clouds Will Fade Away』は、クラプトン/ボブ・ディランの「Knockin' On Heaven's Door」の『That long black cloud is coming down』からインスパイア?
前年、映画「彼女が水着に着替えたら」の主題歌としてシングル発売、サザン初のシングルチャート1位に。
Kター坊作曲、ビートとコーラスが効いたインストチューン。ギターメインではあるが、スティールドラム風の音色など一体いくつの楽器が入っているのか?
L中村雅俊さんもシングル発売した、せつないハートブレイクなバラード。ああ、男の女々しさよ。
2コーラス目から入る原さんのハーモニーが絶妙で泣かせる。
ギターのアルペジオもテンション(コード外の音)を加えて深みを出している。

このアルバムあたりから、佳ちゃんが「天才だ!」と絶賛する、ビブラホンやグロッケンなどを使用した原さんのオブリガードアレンジが随所にみられる。
posted by 嘉門祐助 at 00:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 30周年記念企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする